macからUbuntuへリモートデスクトップで詰んだ件
TR;DR
クライアント:Macbook Pro 2019 サーバ:Ubuntu 18.04 でリモート環境構築で詰まった
経緯
大学から少しの間離れるので、リモートで大学のPCに接続したかった。 本件ではUbuntuに標準で搭載されているvncを利用してリモートデスクトップ環境を構築しようとした。 しかし、vncの設定で結構時間を取られてしまったため、この問題の解決策を記録しておくことにした。
解決まで
Ubuntu側の設定
Setting > Sharing でScreen Sharingを選択し、Allow connections to control the screenにチェック。 Remote LoginもOnになっていることを確認。
次にターミナルで、
sudo gsettings set org.gnome.Vino require-encryption false
と入力する。これはmacOS側のvncのクライアントソフトが暗号化された通信に対応していないので、Ubuntu側で暗号化をとく必要があるからである。 しかし、私の環境では次のようなエラーメッセージが出てしまい、解除ができなかった。
GLib-GIO-Message: Using the 'memory' GSettings backend.Your settings will not be saved or shared with other applications.
そこで、~/.bashrcに以下の記述を加えた。
export GIO_EXTRA_MODULES=/usr/lib/x86_64-linux-gnu/gio/modules/
これで、環境変数を/usr/lib/x86_64-linux-gnu/gio/modules/に設定。
Mac側の設定
Finderを開き、command + k でメニューを表示。 Ubuntu の Screen Sharingに書いてあったアドレスを入力→接続成功